スタニスラフ・ブーニン 2024年ピアノリサイタルin大阪 演奏曲や感想について

スタニスラフ・ブーニン

2024年1月8日、大阪のザ・シンフォニーホールで開催されたリサイタルへ行って来ました。

前回、去年の12月に東京のサントリーホールで開催されたリサイタルに引き続き2度目です。

元旦にはNHKでサントリーホールで開催れたリサイタルの模様が一部ですが放映されていました。

ブーニンさんご自身は、納得のいく演奏ではなかったようですが、とても感動しました。

その時の感動冷めやらぬ中、2023年から10年振りに行われたリサイタルの最終日。

今回は

・演奏曲

・アンコール曲

これらを振り返っていきます。

スタニスラ・フブーニン2024年ピアノリサイタルin大阪 演奏曲とアンコール曲

ツアーに使用されたのはブーニンさんが自宅で愛用のピアノ

今回の大阪公演の演奏曲とアンコール曲は次の通りです。

演奏曲目

ショパン

・ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 作品15-2

・ポロネーズ 第1番 嬰ハ長調 作品26-1

・プレリュード 第15番 変ニ長調 作品28-15「雨だれ」

・マズルカ ヘ長調 作品63-2,3、作品50-3

・ポロネーズ 第7番 変イ長調 作品61 「幻想」

シューマン

・色とりどりの小品 作品 99より(14曲中8〜10曲を演奏)

メンデルスゾーン

・無言歌集 第1巻より 「甘い思い出」作品19- 1

アンコール曲目

アンコール曲は以下の2曲です。

ショパン
・マズルカ
イ長調 op67-4
バッハ
・ヘス編
主よ人の望みの喜びを

去年12月に開催されたリサイタルの演奏曲とアンコール曲と少し変わっていました。

東京のリサイタルではアンコール曲は1曲でしたが、今回は、2曲でした。

関連記事→スタニスラフ・ブーニン 2023年ピアノリサイタルin東京 演奏曲や感想について

演奏の感想

前回の東京公演に引き続き、2度目の鑑賞でした。

今回は前から2列目のほぼ真横の席で鑑賞することが出来ました。

間近で見ると、想像以上にとても華奢な方でした。

演奏は前回と同様に緊張の面持ち始まりました。

また、演奏の始めの方は音がうまく出ていないような部分が。

ですが、演奏の合間に水分補給されたりと、常にリラックスして演奏するよう心掛けていらっしゃったように感じました。

今回も2,3曲目で一度席を立たれる場面が。

東京公演の時も同じタイミングで席を立たれていて、その時はてっきり具合が悪いのかな?と思っていたのですが、そう言う段取りになっていたのでしょうね。

ただ、東京公演の際は、舞台の袖でステッキを何度も何度も床へ強く打ち付ける、というシーンが元旦あったNHKの特別番組で放送されていました。

ブーニンさん自身、もっとうまく演奏できると思っていたのに、それができず、自身への苛立ちと怒りからそのような行動を取ってしまったということ。

とても穏やかそうに見えるブーニンさんのそんな姿を始めて見てしまって、とてもびっくりしたと同時にブーニンさんの気持ちを思うととても辛く思いました。

今回は、そんな風に思っていないことを祈るばかりですが。

演奏は進むにつれ、徐々にブーニンさんの“音”と“演奏”が戻っていました。

関連記事→再放送決定!スタニスラフ・ブーニン 10年の空白を乗り越えて 放送日や時間は?

スタニスラフ・ブーニン 2024年ピアノリサイタルin大阪 演奏曲や感想について

10年振の演奏活動、そしてリサイタルツアーの締めくくりということもあってか、東京のリサイタルも素晴らしかったのですが、今回は更に素晴らしく、感動しました。

中でもアンコール最後のバッハの演奏は、まるで大きな教会で聴いているような錯覚を覚えるほどの静寂と祈りを体感。

心が震えました。

きっとこの演奏には先に起きた石川県近隣の大地震への復興の祈りが込められているように感じました。

また、ブーニンさん自身がこれからもピアノを弾き続けていたい、演奏を聴いてくれる人達の為にももっとピアノを弾き続けていきたいという想いも込められていたのではないかと感じました。

そして、最後には盛大な拍手とスタンディングオベーションで幕を閉じました。

その時のブーニンさんはとても良い表情をしていました。

リサイタルの後、生まれて初めて“出待ち”をしました。

2、30人の人が待ち受ける中、ブーニンさんは優しい微笑みを浮かべ、サインの求めに応じて下さっていました。

本当に優しい微笑みで幸せなひと時でした。

今後もリサイタルがあれば足を運びたいと思います。

ブーニンさんがこれからもピアノを演奏し続けてくださるよう、願うばかりです。

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