藤田真央さんは、2019年に『第16回チャイコフスキー国際コンクール』で2位となり、現在も益々注目を浴びているピアニスト。
そんな藤田真央さんなので、ご両親は音楽家かもしくは、音楽に関係のある職業の方なのか、また、どんな方にピアノの師事を受けているのかも気になりますね。
藤田真央の両親の職業は音楽家?
ご両親について調べてみると、音楽家ではありませんでした。
お父様は、普通のサラリーマンで、お母様も音楽家ではないとのこと。
Twitterには、お父様と仲良くお料理をする姿がUPされていました。
とっても仲が良い様子。
音楽に限らず、特定の分野に優れた才能を持つ方のご両親が、同じ分野に関係ある方とは限らないこは多いですね。
例えば、『第18回ショパン国際ピアノコンクール』で見事2位に輝いた反田恭平さんの場合、お母様は音楽に少し関わっておられましたが、お父様は普通のサラリーマン。
藤田真央さんと反田恭平さんのご両親で共通であるところは、どちらもお母様が音楽の才能に気づき、音楽教室に通わせたという点です。
その音楽教室は、絶対音感を鍛える学校だったということ。
ちなみにお二人は同じ音楽教室に通い、そこには小林愛実さんも通っていたと言います。
藤田真央の指導者は?
藤田真央さんは、2010年の小学6年生の頃に『第64回全日本学生音楽コンクール』ピアノ部門・小学生の部で優勝しますが、この時、審査員を務めていた野島稔さんに指導を受けることとなります。
野島稔さんは、『第1回ショパン国際ピアノコンクール』の優勝者であるレフ・オボーリン氏の弟子だったという凄いピアニスト。
残念ながら野島稔さんは病気の為、2022年5月に76歳でお亡くなりになられました。
野島稔さんは、1990年頃までは、演奏活動をされ、その後は後進の育成に力を注ぎ、2011年から亡くなる2022年まで『東京音楽大学』の学長に就任されていました。
現在の藤田真央さんは、キリル・ゲルシュタイン氏に師事しています。
藤田真央がピアニストになるきっかけは?
藤田真央さんが本格的にピアニストを意識したのは、高校へ進学する時でした。
それまではサッカーやスキーなどいろんなことをしてきたそうでですが、最後に残ったのがピアノだったのだとか。
藤田真央さんは、『東京音楽大学』の付属高校に推薦で特別特待生として進学することに。
特別特待生になると学費が全額免除になることで、そのような待遇を受けておいてピアニストの道を進まないという選択は無いと考え、現在に至ったそうです。
藤田真央の両親の職業は音楽家?指導者は誰?のまとめ
ご両親が音楽家ではないという事に驚きましたね。
また、藤田真央さんがピアニストを意識し始めたのは、高校生になる頃というのも意外でした。
色々なことをやってみて、最後に残ったのがピアノだったという事ですが、幼い頃にご両親が絶対音感が優れていることにいち早く気付いたことがなければ、現在の藤田真央さんはなかったかも知れませんね。
そして、恩師である野島稔さんが亡くなってしまったことはとても残念です。
野島稔さんに師事した事で、更に才能が開花していったのではないでしょうか。
きっと藤田真央さんの活躍に野島稔さんも喜んでいることでしょう。
藤田真央さんの生演奏を聴いたことがないのですが、機会があればぜひ会場へ足を運びたいものですね。