藤田真央 学歴や賞歴、演奏動画について

藤田真央さんは、日本を代表するピアニスト。

小学生の頃からコンクールに入賞し、その後も数多く入賞。

国内外で注目を浴びる若手のピアニストの一人です。

そんな藤田真央さんですから、幼い頃からピアノの英才教育を受けていたのだろう、と思うところですが、そうではありませんでした。

本格的にピアニストとして学び始めたのは、高校入学の時。

今回はそんな藤田真央さんの出身校や賞歴、素晴らしい演奏動画も紹介したいと思います。

藤田真央の学歴

藤田真央さんは、どんな学校で学んでいたのか、見ていきましょう。

・東京音楽大学付属高等学校(卒業)

・東京音楽大学 ピアノ演奏家コース・エクセレンス(卒業)

・ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン(2023年現在、在学中)

高校進学までは、音楽の専門学校で学んでいたのではなく、幼い頃は、スポーツや習い事として絶対音感を養うことのできる音楽教室や塾へ通っていたと言います。

小学校入学以前や小学生の頃は、音楽の専門校ではないようですし、中学校に関しても、ご両親の意向でインターナショナルスクールへ進学。

このように、ピアノは習い事として学んでいたということなのですが、音楽の専門学校とは、高校進学までは無縁の様子。

そんな中でも小学生の頃からピアノに打ち込み、コンクールに出場。

入賞もしていたということですが、この時にはまだピアニストという道は考えておらず、高校進学の時にようやく本格的にピアニストの道へ進むこととなります。

藤田真央の賞歴

幼い頃から、様々なコンクールに出場していらっしゃいますが、どのようなコンクールだったのでしょうか。

・2009年 『第19回日本クラシック音楽コンクール全国大会』グランプリ

・2010年 『世界クラシック2010』ジュニアの部第1位(日本代表)

・同年 『第64回全日本学生音楽コンクール』小学生の部・東京大会第1位、全国大会第1位

・2013年 『第15回ロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクール』第1位、ワーグナー・ヴェルディ賞

・2015年 『第1回若い音楽家のための珠海国際モーツァルトコンクール』ピアノ部門グループB第1位

・2016年 『第27回クララ・ハスキル国際ピアノコンクール』第1位

・2019年 『第16回チャイコフスキー国際コンクール』ピアノ部門第2位

・同年 『第40回霧島国際音楽祭』大賞

・2020年 『第21回ホテルオークラ音楽賞』、『第30回出光音楽賞』受賞

すでに小学生の頃からコンクールで入賞。

ピアニストを目指してコンクールに出場してもなかなか入賞できないということが現実的に多い中、これらの賞歴は、本当に素晴らしいとしか言いようがありません。

高校生の頃には毎年夏に『ショパン国際音楽祭』で主要なショパンの楽曲を演奏することに。

現在も国内にとどまらず、国外での活躍が目覚ましいピアニストの一人です。

藤田真央の演奏動画をご紹介

藤田真央さんの演奏を聴きたいという方が多いと思いますので、ここでは演奏動画を2本ご紹介します。

『情熱大陸』からです。

どちらも短いものですが、藤田真央さんの演奏が凄いことがわかる動画。

1本目は、練習をしている動画ですが、これが練習というのですから驚きです。

2本目は、友人の結婚式で演奏する為にピアノを練習する姿がです。

本番前日に初めて楽譜を開いた、というのが驚きです。

さすが、日本はもちろん世界で注目されるピアニスト。

原曲のイメージを潰さないアレンジが素晴らしいですね。

みなさんはもちろんご存知のことと思いますが、2021年に『第18回ショパン国際ピアノコンクール』が開催されましたね。

残念ながら今回、藤田真央さんはエントリーしていませんでした。

恐らく、これまでに世界的なコンクールで素晴らしい成績を収めていらっしゃるので、出場しなくても実力は証明されているからではないか、と一部で囁かれていました。

でも、ショパンの演奏を聴きたかったですね。

一音一音を丁寧に優しく奏でていて、盛り上がりのフォルテの部分も硬い音ではなく、柔らかさを含んだ音色。

藤田真央さんの演奏は、とても優しいという印象でした。

みなさんはどのように感じられたでしょうか?

関連記事→藤田真央の両親の職業は音楽家?指導者は誰?

藤田真央 学歴や賞歴、演奏動画についてのまとめ

幼い頃から専門的な技術や知識を学ばなければ、世界的に活躍する演奏家になれない、という訳ではないことが、改めてわかりました。

どんなに努力してもそこには辿り着けない人が殆どなのが現実。

本人の努力あってのことですが、持って生まれた才能なのでしょう。

藤田真央さんの演奏がどのように変化していくのか、楽しみですね。

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