最近よりピアニストの間で演奏される機会が多くなってきたカプースチンの楽曲。
今回、「題名のない音楽会」で彼の作品を取り上げます。
実は、私自身、今回の放送までカプースチンのことは知りませんでした。
そこで早速カプースチンの曲をYouTubeで検索。
それは、一度耳にするとジャズのようでジャズではなく、クラッシックでもないという不思議な感覚に苛まれまれました。
そんな素晴らしい音楽を生み出したカプースチンについてご紹介します。
カプースチンの出身地や家族
まずは、カプースチンの主なプロフィールです。
作曲する楽曲は、クラシックとジャズを併せ持ったもの(近代音楽)となり、演奏には高い技術を要します。
カプースチンの家族は両親と姉の4人。
カプースチンがピアノを始めたのは7歳の頃。
また、ピアノを師事した人物がバイオリン奏者でもあったことで、姉は、バイオリンを始めます。
カプースチンの学歴や経歴
次に学歴や経歴です。
カプースチンは、しばらくは演奏活動をしていたようですが、1984年以降は自作のレコーディング以外は作曲を中心に活動。
レコーディングを2004年に辞めていましたが、2008年にCDをリリースし、演奏に復帰しています。
カプースチンの主な楽曲
カプースチンの楽曲の特徴は、ジャズを取り入れたクラシック。
このような楽曲を作るきっかけとなったのは、音楽学校に在学中、ラジオで耳にしたジャズに興味を持ったことでした。
また、ピアノだけではなく、管弦楽、室内楽、ビッグバンドの楽曲を手がけ、作品番号は161を数えます。
カプースチンの晩年
カプースチンの晩年は、持病との闘いでした。
死因がこの病気と関係があるのか公表されていませんが、2020年7月2日にモスクワで生涯を閉じます。
享年82歳でした。
亡くなった4日後にモスクワの郊外で、告別式が執り行われました。
カプースチンの出身地や学歴、楽曲についてのまとめ
カプースチンが亡くなり、残念に思います。
YouTubeでご本人の演奏を聴きましたが、生演奏で聴きたかったですね。
しかしながら、カプースチンご本人が1984年以降は作曲に専念し、コンサート等を行っていなかったようですので、生演奏を聴くことは不可能に近かったことでしょう。
生前に生演奏を少しでも耳にすることができた方は、非常に幸運な方ですね。
YouTubeにご本人が演奏している動画が残っていますが、とても貴重な映像と言えるでしょう。
ご覧になったことのない方は、ぜひご覧くださいね。