みなさん今日は。
本日もご訪問頂きましてありがとうございます。
kanade♪です。
今回ご紹介するのは“東京佼成ウインドオーケストラ(TKWO)”です。
2017年1月29日放送の『題名のに音楽会』に出演されます。
東京佼成ウインドオーケストラは日本の吹奏楽団の中でも
最高レベルと言われています。
このように素晴らしい東京佼成ウインドオーケストラが出演する放送回の
テーマは『吹奏楽によるドラゴンクエストの音楽会』です。
どうやら以前にも違う楽団でいわゆる“ドラクエ”の演奏を放送していたようで、
その時の放送は好評だったそうです。
今回“ドラクエ”を演奏する東京佼成ウインドオーケストラがどのような
楽団なのか、また、主な演奏者についてご紹介致します。
Contents
東京佼成ウインドオーケストラとは?
みなさんは東京佼成ウインドオーケストラのことをご存知でいらっしゃった
でしょうか?
私は初めて耳にする楽団でした。
この東京佼成ウインドオーケストラは宗教法人“立正佼成会”を母体とした
プロ吹奏楽団です。
1960年5月、“立正佼成会”の式典行事の為に20名程の団員で『東京佼成吹
奏楽団』として発足します。
この頃、こうした吹奏楽団の指揮者は“軍楽隊”出身が多かったそうですが、
クラシック界から指揮者を招きます。
1970年代入ると“プロの吹奏楽団”に向け、組織作りや、常任指揮者を置く
ようになり、1973年に現在の“東京佼成ウインドオーケストラ”に
名称を変更します。
1980年以降は海外からも指揮者を招き、コンサートやレコーディング
を行い、LPやCDは300タイトルを超えています。
1977年〜1998年まで『全日本吹奏楽コンクール』向けの課題曲参考音源を
のCD録音を収録。
1999年以降は大阪市音楽団(現:Osaka Shion WindOrchestra)と2年おきに
音源収録を行っておられます。
また、2006年より『東京佼成ウインドオーケストラ作曲コンクール』を
開催されるなど、吹奏楽団の活動の普及に努めていらっしゃいます。
東京佼成ウインドオーケストラの賞歴や主な演奏
東京佼成ウインドオーケストラの主な受賞歴や演奏をご紹介致しましょう。
主な受賞歴としては・・・
●1990年 『第1回日本管打・吹奏楽アカデミー賞』演奏部門 受賞
●2013年 『第51回レコードアカデミー賞』特別部門吹奏楽でアカデミー賞受賞
●2015年 『第53回レコードアカデミー賞』特別部門吹奏楽/管・打楽器で
アカデミー賞受賞
主な演奏としては・・・
●NHK『明日へ』東日本大震災復興ソング『花は咲く』プロジェクトに協力
●2001年 NHKテレビ『名曲アルバム』でG.ホルスト作曲「第2組曲」を
収録
●2002年 本格的吹奏楽DVD『ユニビジュアル』を世界初収録
●2008年 久石護氏作曲『箱根駅伝』新メインテーマ曲収録
●2011年 NHK・FM『吹奏楽のひびき』を栃木県大田原市で公開収録
●2012年 NHK・FM『吹奏楽のひびき』を栃木県大田原市で公開収録
●2013年 NHK・FM『吹奏楽のひびき』を神奈川県南足柄市で公開収録
この他にも様々な演奏を行っておられます。
東京佼成ウインドオーケストラの主要演奏者について
東京佼成ウインドオーケストラの素晴らしい演奏を支える楽団員は
どのような方々なのでしょうか?
●指揮者(桂冠指揮者)
フレデリック・フェネル
●指揮者(正指揮者)
大井 剛史
●指揮者(首席客員指揮者)
トーマス・ザンデルリンク
●ミュージック・アドバイザー
藤野 浩一
●フルート
前田綾子
●クラリネット
有馬理絵
●サクソフォーン(元コンサートマスター)
須川展也
●サクソフォーン(元コンサートマスター)
下地啓二
●サクソフォーン
仲田守
●元ユーフォ二アム奏者
三浦徹
主な団員の方は上記の通りですが、もちろん他にも素晴らしい団員の方々が
おられます。
東京佼成ウインドオーケストラの主な活動について
東京佼成ウインドオーケストラは海外演奏として下記の通り、積極的に行って
おられます。
●1989年 “ヨーロッパ公演”(スイス・オーストリア・フランス・
イギリス【録音のみ】・オランダ)
●1993年 “スイス公演”(チューリッヒ・ベルン・バーゼル・ザンクトガレンン・
ルガーノ・フィスプ・ルツェルン・ソロトゥルン・フリブール)
●1999年 “台湾公演”(嘉義市・台北市)
●2002年 “東南アジア公演”(シンガポール・マカオ・台湾)
●同年 “アメリカ公演”
●2010年 “ヨーロッパ公演”(楽団創立50周年記念)
●2011年 “世界世界吹奏楽大会(WASBE)”【台湾・嘉義市開催】
2010年の“ヨーロッパ公演”ではトルコに立ち寄って“日本・トルコ交流
120年”を記念し実施された『日本年』事業に参加し、公演を開催されています。
また、新しい試みとして、今回出演の『題名のない音楽会』で“ドラクエ”の音楽
を演奏するというような“エンターテイメント・コンサート”を取り入れています。
この活動にはミュージック・アドバイザーとして藤野浩一氏が就任されています。
また、TV、ラジオなどに多数出演しています。
東京佼成ウインドオーケストラの収入(年収)は?
東京佼成ウインドオーケストラの団員の方々の収入(年収)はどの位
なのでしょうか?
この事について調べましたが、東京佼成ウインドオーケストラの収入(年収)
はわかりませんでした。
そのような訳で、“オーケストラ”の団員の方々の収入(年収)を調べてみました。
オーケストラは一部を除き、ほとんどが公益財団法人で、団員の方々は団体職員という
事になります。
多くのオーケストラは終身雇用制で、給料は月給や固定給。
年齢によって給料の差があるようですが、出番の少ない楽器の奏者も給料は
変わりません。
また、首席奏者ですと、給料の5〜10%の手当が付きます。
では、本題へ。
オーケストラの団員の年収はどのくらいなのでしょうか?
調べてみると、“NHK交響楽団”の平均年収は約1000万円(2014年度)、
“新日本フィルハーモニー交響楽団”は約520万円(2014年度)という事
です。
オーケストラによって年収は大きく違い、平均すると400〜500万円
という事です。
月収で30〜40万円という所でしょうか。
平均年収や月収は、もちろん必ずしも全員がもらえているという訳ではなく、
団員の収入だけでは生活の出来ない団員もおり、個人レッスンやホテルなどで
演奏のアルバイトをされているようです。
また、昨今の不況により、企業からのスポンサー料が減ったり、地方自治隊からの
補助金が削減やカットされ、団員の給料や退職金の削減を行うオーケストラも
出て来ているのが現実だそう。
雇用形態も終身雇用制から契約楽団制に変更するオーケストラも出て来ており、
オーケストラの団員として働く事はなかなか大変のようです。
形は違えど、やはり“芸術”の仕事で生活するという事は厳しいという事ですね。
東京佼成ウインドオーケストラのオーディションは?
東京佼成ウインドオーケストラの団員のオーディションは、他のオーケストラと
変わりがなく、欠員が出たときにオーディションを行うという形式です。
ですので、東京佼成ウインドオーケストラに限らず、オーケストラのオーディション
に挑戦してみたい方は、入団したいと希望している楽団それぞれのHPをこまめに
チェックしてみて下さいね。
ちなみに2017年1月現在、東京佼成ウインドオーケストラの欠員オーディション
はトロンボーンの1名のみのようです。
応募の締め切りは2017年4月7日(必着)のようですので、「ぜひ!!」と
お考えの方は、東京佼成ウインドオーケストラのHPをチェックして下さいね。
東京佼成ウインドオーケストラの演奏動画をご紹介
東京佼成ウインドオーケストラの演奏を2曲ご紹介したいと思います。
まずご紹介するのはマイケル・ジャクソンの『BAD』です。
ノリノリの指揮者にもご注目下さいませ♪
●マイケルジャクソン『BAD』
いかがでしたか?
指揮者の方が凄くノリノリだったでしょ?
こういう風に指揮者の方が指揮をしてくれると、聴いている私達も
楽しい雰囲気になるので良いですよね☆
また、演奏についての感想ですが、やはりオーケストラバージョンという
事で仕方が無いとは思うのですが、ちょっと重たい感じの曲になってしまって
いるのが残念ですね。
もう少し軽さが欲しいかな・と思ってしまった私です。
2曲目は有名な『SING,SING,SING』です。
やっぱりこういった曲を演奏されると、“さすが!!”と思わず言って
しまいそうになります。
ちょっと途中で曲が終わってしまっていますが、素晴らしい演奏を
ぜひ、お聴き下さい♪
●『SING,SING,SING』
いかがでしたか?
もう文句なく、良かったですよね!!
やっぱりこういった曲の演奏がしっくりきますよね☆
他にももちろん素晴らしい演奏がありますので、ぜひともこの機会に
いろいろと聴いてみて下さいね☆
東京佼成ウインドオーケストラの定期公演について
東京佼成ウインドオーケストラの演奏を聴いてしまったら、やっぱり
生演奏を聴きたいですよね?
という事で、東京佼成ウインドオーケストラの公演スケジュールについて調べて
みました。
定期公演は年に5回行っているようですね。
今月、2017年1月28日に「第132回定期公演」が“東京芸術劇場”コンサート
ホールで開催されます。
チケットはS席¥6000(税込)〜C席¥1000(税込)全席指定。
S席が¥6000(税込)というのはかなり良心的な金額ですね。
また“シーズンチケット”というものがあり、定期公演(全5公演)を同じ席で
鑑賞出来るというモノもあるようです。
その場合はC席は無いそうですが、S席¥25000円税込)、A席¥20000(税込)、
B席¥15000(税込)とかなりリーズナブルとなっています。
約¥5000(税込)もお得なんですね。
こちらそれぞれの定期公演の情報やチケットの購入方法も東京佼成ウインドオーケス
トラのHPに詳しい案内がありますので、そちらをご覧下さいね。
☆東京佼成ウインドオーケストラHPはコチラ☆
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