カプースチンの出身地や経歴、楽曲について

最近よりピアニストの間で演奏される機会が多くなってきたカプースチンの楽曲。

今回、「題名のない音楽会」で彼の作品を取り上げます。

実は、私自身、今回の放送までカプースチンのことは知りませんでした。

そこで早速カプースチンの曲をYouTubeで検索。

それは、一度耳にするとジャズのようでジャズではなく、クラッシックでもないという不思議な感覚に苛まれまれました。

そんな素晴らしい音楽を生み出したカプースチンについてご紹介します。

カプースチンの出身地や家族

まずは、カプースチンの主なプロフィールです。

・別名 ニコライ・ギルシェヴィチ・カプースチン

・生年月日 1937年11月22日
・出身地 ウクライナ・ソビエト社会主義共和国 ドネツィク州 ホールリウカ
・職業 ピアニスト、作曲家

作曲する楽曲は、クラシックとジャズを併せ持ったもの(近代音楽)となり、演奏には高い技術を要します。

カプースチンの家族は両親と姉の4人。

カプースチンがピアノを始めたのは7歳の頃。

また、ピアノを師事した人物がバイオリン奏者でもあったことで、姉は、バイオリンを始めます。

カプースチンの学歴や経歴

次に学歴や経歴です。

・学歴 モスクワ音楽学院付属音楽学校、モスクワ音楽院

 

・経歴 

1972年〜1983年 国立ジャズ音楽室内管弦楽団

1972年〜1977年 ソビエト連邦テレビラジオ軽音楽管弦楽団

1977年〜1984年 ロシア国立映画交響楽団

1984年以降 作曲を中心に活動

カプースチンは、しばらくは演奏活動をしていたようですが、1984年以降は自作のレコーディング以外は作曲を中心に活動。

レコーディングを2004年に辞めていましたが、2008年にCDをリリースし、演奏に復帰しています。

カプースチンの主な楽曲

カプースチンの楽曲の特徴は、ジャズを取り入れたクラシック。

このような楽曲を作るきっかけとなったのは、音楽学校に在学中、ラジオで耳にしたジャズに興味を持ったことでした。

また、ピアノだけではなく、管弦楽、室内楽、ビッグバンドの楽曲を手がけ、作品番号は161を数えます。

→カプースチンの楽曲一覧- Wikipedia

カプースチンの晩年

カプースチンの晩年は、持病との闘いでした。

死因がこの病気と関係があるのか公表されていませんが、2020年7月2日にモスクワで生涯を閉じます。

享年82歳でした。

亡くなった4日後にモスクワの郊外で、告別式が執り行われました。

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カプースチンの出身地や学歴、楽曲についてのまとめ

カプースチンが亡くなり、残念に思います。

YouTubeでご本人の演奏を聴きましたが、生演奏で聴きたかったですね。

しかしながら、カプースチンご本人が1984年以降は作曲に専念し、コンサート等を行っていなかったようですので、生演奏を聴くことは不可能に近かったことでしょう。

生前に生演奏を少しでも耳にすることができた方は、非常に幸運な方ですね。

YouTubeにご本人が演奏している動画が残っていますが、とても貴重な映像と言えるでしょう。

ご覧になったことのない方は、ぜひご覧くださいね。

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