2025年11月30日(日)、大阪のザ・シンフォニーホールで、スタニスラフ・ブーニンさんのピアノリサイタルに行きました。
長い沈黙から演奏活動を再開されて今年で3年になるのでしょうか。
演奏活動を再開されて、3回目のシンフォニーホールでのピアノリサイタル。
私もブーニンさんが演奏活動を再開されてピアノリサイタルを聴くのは3回目。(サントリーホールを含めると4回目)
とても感動したリサイタルでした。
ブーニン2025年12月リサイタルin大阪プログラム
事前に予定されていたプログラムに少し変更がありました。
【ショパン】
プレリュード 第13番 嬰へ短調 op.28-13
プレリュード 第14番 変ホ短調 op.28-14
プレリュード 第15番 変ニ長調 op.28-15「雨だれ」
ノクターン 第20番 嬰ハ短調「遺作」
マズルカ 第11番 ホ短調 op,17-2
マズルカ 第20番 変ニ長調 op.30-3
マズルカ 第41番 嬰ハ短調 op.63-3
ノクターン 第10番 変イ長調 op.32-2
ワルツ 第9番 変イ長調 op.69-1「L’adieu」
【シューマン】
色とりどりの小品 作品99より
第1曲 3つの小品 その1 急速でなく、親しみを持って
第2曲 3つの小品 その2 きわめて急速に
第3曲 3つの小品 その3 新鮮に
第4曲 5つの音楽帳 その1 かなりゆるやかに
第6曲 5つの音楽帳 その3 かなりゆるやかに
第7曲 5つの音楽帳 その4 きわめてゆるやかに
第8曲 5つの音楽帳 その5 ゆるやかに
第11曲 行進曲 きわめて持続的に
【シューマン】
アラベスク ハ短調 op.18
【メンデルスゾーン】
無言歌集 第1巻より「甘い思い出」作品19–1
シューマンの「色とりどりの小品」の前に休憩時間がありました。
演奏活動を再開されてから明らかに演奏曲数が増えましたね。
今年はショパンコンクールがあったこともあるのか、ショパンの作品を中心というプログラムでした。
アンコール
アンコールは以下の通りです。
【プーランク】
ノクターン 第8番 ト長調
【ショパン】
マズルカ イ短調 op.67-4
【J.Sバッハ】
主よ。人の望みの喜びよ
今回は3曲も演奏してくださいました!
ブーニンさんは若い頃から細身の方な上、持病をお持ちなこともあってか、最後まで演奏することができるのか心配でした。
そんな中、アンコールで3曲も演奏してくださるなんて、本当に感謝としか言いようがありませんでした。
リサイタルの感想など
演奏活動を再開されてからのリサイタルで感じることは、最初の数曲は緊張されているのか、音やリズムが安定していない感じが・・・
でもそれは初めだけで、演奏を進めて行く中で音やリズムに“ブーニンらしさ”が戻ってきました。
マズルカやワルツのようなリズミカルな曲の演奏は、演奏活動を休止される前に戻ったように聞こえました。
また、毎回演奏されていたシューマンの「色とりどりの小品」ですが、過去の演奏では、とても慎重に弾いているというか、緊張感が伝わってくる感じでしたが、今回はプログラムの後半に持ってきたこともあってか、とても自然な演奏で手の不調をさほど感じさせませんでした。
このことからもブーニンさんのピアノに対する熱い想いが、手の不調の回復に繋がっているのだろうと感じました。
中でもJ,Fバッハの演奏は、何度聴いても感動。
「主よ。人の望みの喜びよ」の演奏を聴くと、ブーニンさんのこれまでの人生が思い浮かび、胸がいっぱいになりました。
本当に素晴らしいの一言です。
スタニスラフ・ブーニン ピアノリサイタル2025in大阪 プログラムや感想のまとめ
演奏再開から運よく毎年リサイタルに行くことができて本当に幸せです。
回を追うごとに演奏が元に戻りつつあることを確信できて、嬉しい限りです。
来年もリサイタルを開催してくださることを楽しみにしたいと思います。
その前に来年早々にブーニンさんのドキュメンタリー映画の放映と日本デビュー40周年記念リサイタルがありますね。
そう言えば、ブーニンさんは来年(2026年)で還暦なのだそうです。
全くそんな風には見えないので驚きました。
還暦を記念して何かイベントはないのかな?と勝手に期待してしまった私。
ブーニンさんには無理をせず、1回でも多く私達に演奏を聴かせて頂きたいと願うばかりです。


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