アルカン(超絶技巧作曲家)プロフィールや”鉄道”の楽譜が凄い!森下唯の演奏動画で楽曲をご紹介

みなさん今日は。

本日もご訪問頂きましてありがとうございます。

kanade♪です。

2017年1月15日の『題名のない音楽会』でピアニストの森下唯さんが

ヴィルトゥオーソ(超絶技巧)の楽曲『鉄道』を演奏して下さいました。

その『鉄道』の作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカンをご紹介致します。

この時のオンエアをご覧になられた方もおられると思いますが、本当に

“凄い!!”の一言につきましたね。

この番組のMCバイオリニストの五島龍さんもこの楽譜をご覧になられて

ビックリされていましたね。

その上、森下唯さんが『鉄道』を演奏されている際、その曲について

森下唯さんのコメントがテロップとして流れていましたが、

「これは難しい」というコメントがありました。

それを観て「森下唯さんが難しいって言ってしまったら、もはや私達では

弾き熟せないじゃないですか(苦笑)」と思ってしまいました。

そんな森下唯さんに「難しい」と言わしめ、尚且つ、森下唯さんが愛して止まない

シャルル=ヴァランタン・アルカンをご紹介したいと思います。

アルカンのプロフィール

シャルル=ヴァランタン・アルカンは出生名前が異なり、シャルル=ヴァランタン・

モランジュとおっしゃいます。

1813年11月30日にフランスのパリのブラン・マントー通りで生まれ、

1888年3月29日にフランスのパリで74歳の生涯を終えます。

お父様はアルカン・モランジュ、お母様はジュリー・モランジュ。

家族は、お姉様が1人、弟が4人のユダヤ系8人家族。

また、自宅は『パリ音楽院』を目差す子供達の音楽予備校でした。

後に弟のナポレオンさんは音楽院のソルフェージュの教授に、もう一人の

弟のマクシムさんはパリ劇場で軽音楽の作曲家、お姉様のセレストさんは

ピアニストになりました。

そして兄弟それぞれが“アルカン”と名乗ります。

学歴は『パリ音楽院』。

ジャンルは“ロマン派”。

職業は、ピアニストであり、作曲家。

楽曲についてはショパンとリストの楽曲に影響を受けたと言われています。

作品は“ピアノ独奏曲”、“管弦楽曲”、“協奏曲”、“室内楽曲”と幅広い楽曲を

作っています。

性格についてジャック・ギボンズは

“知的で活発、機智に富んで暖かみのある人物”としている一方で、

アルカンは“社交的ではなかった”とも言われています。

アルカンを写した貴重な写真の2枚のうち、1枚は後ろ姿の写真となっており、

社交的ではなかったという事が窺い知れる1枚となっています。

アルカン2

出典:https://upload.wikimedia.org

1848年以降の公開演奏はほとんど行われませんでした。

また、生涯独身であったとされていますが、エミール・ドゥラボルドは

アルカンの息子ではないか、と言われています。

 

その事については、ショパンがアルカンの住んでいる近隣に越して来た際、

ショパンの恋人の母のメイドと名前が同じであるという事から、何らかの接点が

ありこの人物との息子ではないかと言われています。

 

ドゥラボルドはアルカンから音楽の手ほどきを得、アルカンの作品を数多く

演奏し、校訂したりと、アルカンの作品に積極的に関わっているという点でも

息子ではないか、と言われている要因ですね。

アルカンの経歴

アルカンは6歳で『パリ音楽院』に入学

この時既に“神童”と呼ばれます。

7歳でソルフェージュ、ピアノ、伴奏、作曲、オルガンで“プルミエ・プリー”(

一等賞)を得て、7歳半の時にバイオリニストとして公開演奏会に出演。

12歳にはピアニストとしてデビューします。

この時、私的な家庭の演奏会で自作を演奏し、14歳で作品番号1番を

発表します。

翌年の1829年、15歳に室内楽のトリオを結成します。

20代になると、教育に携わり、上流階級の集まりで演奏し、この時期に

リストなどと交友関係を築き、1838年の25歳で既に音楽家としての経歴が

頂点に。

この時にリストやタールベルク、カルクブレンナーのライバルと称されます。

その称された言葉は“ヴァルテゥオーソ”でした。

リストはアルカンの事を

“自分が知る中で誰よりも優れたピアノ技巧を有している”

と述べています。

この頃から、約6年間は私的なレッスンと作曲にのみ時間を過ごしています。

そして1844年に演奏に復帰します。

4年後の1848年、アルカンは大きな挫折に直面します。

『パリ音楽院』の次期ピアノ科長の後継者争いに敗れてしまいます。

それもかつてのアルカンの弟子であるマルモンテルが後継者となったのです。

この時期、親友であったショパンが亡くなった事も重なり、人前で演奏を

する事が出来なくなってしまいます。

何度かの演奏会等に出演したり、親友達と作曲と出版は継続しますが、晩年までの

約25年間は隠居生活を送ります。

晩年の1873年から1877年までエラールのピアノ展示場で年6回の小コンサ

ートを開くようになり、自作やバッハ以降の作曲家の作品をとりあげました。

そして1888年3月3月29日に74歳で永眠します。

アルカンの作品について

アルカンの作品は

“恐ろしく演奏不可能な程難しい”

と称されています。

アルカンはショパンやリストと親交があったという事もあり、ショパンと同様に

ピアノ作品のみを書き、リストと同様にピアノによる交響的表現を追求します。

 

その2つを実現する為に

“超絶的な技巧、極端な速度や大きな飛躍、長時間の速い連打や幅の広い

対位法的旋律の維持が要求される楽曲”

となっています。

下記は、某動画の画像です。

アルカン・鉄道

出典:https://i.ytimg.com

少し細かくてわかりづらいのですが、アルカンの『鉄道』の楽譜が一緒に録られて

います。

凄い楽譜ですよね💦

 

正しく2017年1月15日の『題名のない音楽会』で森下唯さんが披露し、

「これは難しい」とテロップを出された楽曲です。

 

左手の楽譜は割とシンプルなようですが、右手で押えるであろう音符が

尋常ではない配列になっていますよね。

 

このような楽譜が延々と続き、更に高速で演奏されるアルカンの楽曲。

演奏されるピアニストが“ヴァルテゥオーソ”と称される事がわかります。

アルカンの楽曲を演奏動画でご紹介 

アルカンの楽曲の演奏動画を2本ご紹介致します。

まずご紹介致しますのは、先程触れました『鉄道』です。

この曲、一応“練習曲”だそうです・・・

ご紹介致します『鉄道』の動画なのですが、どなたが演奏されているのか

不明です。

一応、森下唯さんが演奏されているものを検索したら、この動画が出て来たの

ですが、もしかしたら森下唯さんなのでしょうか??

とにかくとても素晴らしい演奏です。

まずはお聴き下さい☆

●シャルル=ヴァランタン・アルカン『鉄道』

いかがでしたか?

とても高速の楽曲ですが、この題名の『鉄道』である、恐らく機関車が

汽笛を鳴らし、颯爽と高原や山岳を走っていく姿が想像出来ますよね。

この曲は高速で演奏するからこそ、機関車が颯爽とは知る姿を連想出来るの

でしょうね。

こんな風にこの曲を弾く事が出来たなら、とても楽しいでしょうね。

では2曲本目にご紹介するのはまぎれもなく森下唯さんの演奏です。

ただご紹介致します動画なのですが、コンサート風景のダイジェスト版

なのか、数曲の冒頭のみの動画となっております。

一番目の曲はまぎれもなく森下唯さん演奏の『鉄道』です。

一つ一つの楽曲が短いですが、どうぞご覧下さいませ。

●シャルル=ヴァランタン・アルカン/森下唯

いかがでしたか?

『鉄道』、凄いの一言ですよね!?

その他の曲もただ速いだけではなく、アルカンの楽曲はとても素晴らしい曲ばかり

ですね。

初めてアルカンの曲を聴いてぜひ楽譜が欲しいと思っているのですが、アルカンが

要求しているイメージの速度であったり、楽曲のイメージで演奏する事は不可能な

のがちょっと残念です💦

アルカンのまとめ

みなさん、今回ご紹介したアルカンはいかがでしたでしょうか?

とても高度な技術を要する楽曲ばかりですが、技巧だけ追求しているのでは

なく、楽曲としてもとても素晴らしい作品を世に出された作曲家であり

ピアニストでしたね。

アルカンという作曲家であり、ピアニストの事は今回、『題名のない音楽会』で

森下唯さんが取り挙げていただかなかったらこの素晴らしい作曲家や楽曲を知らない

ままでした。

森下唯さんがアルカンの楽曲をもっと世の中に広めていこうとなさっている理由が

よくわかりました。

森下唯さんが演奏されるアルカンの楽曲、生で聴きたいですね。

いつか森下唯さんのコンサートを聴ける事を楽しみにしたいと思います。

では今回はこの辺で。

みなさん本日もご訪問頂きまして

ありがとうございました。

また次回お会い致しましょう。

kanade♪

☆森下唯さんの記事はコチラから♪

☆“ヴァルテゥオーソ”についての記事はコチラから♪

 ☆『題名のない音楽会』の記事はコチラから♪

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